オープンバイト(開咬)とは指しゃぶりや舌突出癖等があって、奥歯が噛んでても前歯が噛まない状態のことを言います。
出っ歯や叢生も含め、前歯がうまく噛んでないと奥歯に負担がかかったり、将来的に顎の症状が出るリスクがあります。
写真のお子様は8歳で1期矯正をスタートして、2枚目は10歳時の状態ですがワイヤーを付ける治療は行っておりません。
8歳時初診 | 10歳時 |
こういう主に5〜10歳の乳歯〜混合歯列期での予防的な矯正治療を1期治療と言います。
目的は歯を並べるわけではなく、
・歯並びを悪くする癖を治す
・歯が並びやすいような顎の成長を促す
・上下の噛み合わせを改善することを行います。
主にマウスピースとお口の機能訓練を行うことで噛み合わせや口呼吸などが改善できます。
永久歯が生えそろった段階で再評価して、歯の凸凹の改善を希望される方はワイヤーやインビザラインで矯正します(2期矯正と言います)
が、その量を出来るだけ少なくする(理想は無くす)のが当院の1期治療での目標です。
1期矯正をしっかり行えれば、2期では原則抜歯矯正は必要ないと考えています。
出っ歯や受け口も含め、噛み合わせが悪いケースは早期に矯正をすると治りやすいです。(逆に永久歯列完成後だと治りにくいです)
初診時は保険診療での診察になりますので、まずはお気軽にご相談ください^_^
Web予約もお受けしております。